あんまり気持ちの良くない話
2016年7月26日DN内でも同じようなコメントをちらほら見るんだけど…
やっぱスタンダード、つまんなくなってる気がするわ。
現環境を俯瞰して見た上で、メッチャ悪意的に言わせてもらうけど…
緑白トークンみたいにパワーカード叩きつけてれば勝てるようなデッキと戦って、ゲームとして何が面白いわけ?
逆に、使ってればチンパンジーでも勝てるような緑白トークンみたいなデッキを使ってて、何が面白いわけ?
好きとか嫌いとかじゃなく、何かと思い入れがあるカードを採用してニヤニヤしながら大会に行っても、戦うのはどうせ緑白、優勝するのもどうせ緑白。
大会に出て緑白のデッキ見てるだけなら、同じ時間にデッキ持ってカードショップ行って、緑白以外のデッキとフリーやってる方が万倍マシだろ。
「あ、ニッサはい、ギデオンどうぞ、アヴァシンですか投了します、優勝おめでとうございます」みたいな挨拶なんか、他のカードゲームでクソ程やってきてんだよ。
《バーンやコンボがメタに食い込んでるドキドキ感》とか、《ガチガチのコントロールと戦う緊張》とか、《単色アグロvs多色ミッドレンジみたいな混沌》とか、そういうのがまるで感じられない。
もうちょっとサックリ言うと、多様性、戦略性が皆無。
一応ゲームプランニングをしてた人間として言わせてもらうと…
【勝負に勝つには足りても、充足感や楽しみの無いゲーム】って、本気でゲームとしての価値を問われるぜ。
自分で考えて「面白い!」って思える【DEMONIC ANGELS】や、現在自力で調整してる【アブザン季節コントロール】ですら、型は違えど緑白の延長で、ハッキリ言って自己嫌悪なんだよね。
別に"勝つだけ"のゲームに金投じる理由なんかねーんだよ。
デッキ考えて楽しいし、デッキ創って面白いよ。ギャザはマジで好き。
でも相手はコンピュータみたいに同じ相手ばっかで、しかもそいつが絶対強くて、考えて考えて結局出来上がるのは【そいつをなんとかするためだけ】のデッキなんて、面白くもなんともねーよ。
そりゃそうだ、「緑白に勝つデッキか負けるデッキか」で判別しただけで、別に好きなデッキじゃないからなwww
「オリジナルが好きだから」ってアイデンティティーを求めてる対戦相手に当たったほうが勝っても負けても楽しいし、ずっと満足感ある。
勝敗を問う重要性と、満足感の有無…どっちがより「ゲームらしいか」なんて、火を見るより明らかだろ。
緑白使ってる人ですら同じこと言ってんだから、みんなそう思ってんだよ。
考えてもみろ、次の環境になっても《代言者》も《ニッサ》も《ギデオン》も《アヴァシン》も居るんだぞ…そりゃげんなりするわ。
難しいかもしれないけど、「トップメタが最強」なんじゃなくて、「最強になれるデッキ」が幾つもあって欲しいんだよ。
さもないと、ヴァラクートやカウブレの二の舞だぜ…
旧ゼンディカーから始めた人間だから、同一のデッキに打ち拉がれるのには慣れてるけどさー。
ここまでくると、流石に笑い事じゃねーよな…
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