○リコン？

とある大型匿名掲示板のとある辺境のとあるスレッドの書き込みに、自分の心理を再認識させられる、こんな書き込みがあった。



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あなたたちロリコンは、大人の女性が怖いんでしょ？
大人の女性が怖くて仕方ないから、"思い通りになる子供たち"に想いを寄せるしか無いんでしょ？最低


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という旨の書き込み。
うろ覚えだけど…










かなり強く、確からしく、

「そういう事だったんだ！！！！！」

と、わからされてしまった。






大人の女性が怖い―――そうだ、そういう事だったんだ。


こういう掲示板の末端の逃げ場、入り込まなくて良いところにまで入り込んできて、「気持ち悪い」と悪態をつきにくる―――

それが《大人の女性》。…なるほど、そりゃ怖いさ。


他人…時にはパートナーにまで陰口や悪口を言い連ね、悪意を向け、自分たちの思い通りにならないことに憤慨して、勝手に勘違いして、勝手に逆ギレして…



だから俺みたいなのは、そういう《大人の女性》から逃げ出して、現実から目を逸らして、こういう隅っこの角で震えている。


それでも、"居場所"…いや、"逃げ場所"を作ったとしても、そこにわざわざ悪態をつきにくるのが、《大人の女性》。



…怖いな、《大人の女性》。
皮肉でもなんでもなく、確かに自分は「そう感じてる」って、理解する事が出来たよ。

「恐怖」から逃げ出そうとするのは人間としての、いや、生物としての本能だけど…

そうした、《大人の女性》達の姿…逃れようのない「現実」から、何とか逃げ出したいと思っているのは、やっぱりその確かな「恐怖」が、俺の中に根付いているからなんだろうなぁ。




壇蜜のCMじゃないけど…


「君のことを一生、護るよ」

そう言わせてくれる女性、めっきり減ったと思うよ。



俺は男性なんだけど(驚愕の事実)、姉と妹がいることもあって(更に驚愕の事実)、あまり女性に対して否定的な人間ではないんだけど…

昨今の男性が「どうにも拠り所が無い」という感覚を持ち始めてるのは、きっと気のせいじゃないんじゃないかな。

イヤだもの。傷つけられたくないもの。俺に関しては、「傷つけたくない」という気持ちだって嘘じゃないよ。
そうしてずっと距離を測りながら逃げていて、やっと見つけた逃げ場所にまで入り込んでくる。



怖いさ。すごく。