"ロマン"と"リアル"

「ロマン」と「リアル」は、いつも表裏一体なもんだよ


例え「不可能だ」と思える事でも、最後にそれを為し得るのはリアルだけで、それを為すためにはロマンは欠かせない。



人が空を飛べる、なんて誰も思いつかなくて、誰もが彼らをバカにしていたってのに、ライト兄弟は飛行機の有人飛行を可能にした。

地球が太陽の周りを廻っていることなんて誰も信じてなかったのに、コペルニクスは地動説をとなえて人類の宇宙史をその手で覆した。


今でこそ当然かもしれないけど、かつて「そんなことあり得ない」「出来るはずが無い」なんていう下劣な思考停止を動かし続けてきたのは、いつの時代でも「ロマン」そのものだ。

その不可能を可能にするための「リアリズム」を追究することが、唯一無二、人間こそが出来るモノだと思う。


考える力を与えられてるのに考えない、なんてのは、哀れなもんだよ。人間として。


"現実的に考えて不可能"だとするなら、それを"現実的に考えて可能"な領域にまで妥協すればいいだけ。

ものごとってのは、必ずしも確率論で成り立ち得ないんだよ。
「絶対に無理だ」なんて100%の否定を続けていた人間が、新しい風を吹かせられると思うのか？


そりゃ、万が一にも無いかもしれないコトだって、腐るほどあるけども。「不可能」か「可能」か、なんて大雑把なことは、過ぎてしまえばどうだっていいんだよ。

要は「可能とするためにはどうするべきか」を論じたいのに、頭のカタイ人は「出来るワケ無い」と言って聞かない。


学校で学んできた事に、すべからく自分が望む答えがあるワケじゃないのにな。
それで俺はよく、「だから学校で成績が良かっただけのヤツは…」って思うんだけどねー。

"不可能だと思える何か"に可能性を探るコトをバカにするなら、そいつらは一体、何に可能性を求めて生きているんだろうな？





もちろん、「絶対に出来る」なんて論拠も根拠も無しに吹聴するほど、俺は"ガキ"じゃない。

逆に、ましてや最初から理由も定かならないまま「絶対に出来ない」なんて無様な諦観を極め込むほど、まだ"大人"にはなり切れない。



…別にカッコつけてるワケじゃないよ？ただ単に、「机上の空論は、本当に机上の空論なのか」って、常に思わずにいられないだけ。

ぶっちゃけ、自分でも危ういバランスで成り立ってる(成り立ってない？)人間だと思うわwwwww



いつでも、あり得ないような「ロマン」を求めることで「リアル」が拓けるし、「リアル」があるからこそ「ロマン」を実現できるんだと思う。

















俺が"ロマン"を実現できる人間かどうかは、また別の話…wwwwww