デッキの回転には

昨日、バーンを使っていたグリフィンじゃないＫさん(…？)は、「デッキは回れば全部強い」と言ってたけど…

それは当然のことではあるけど、デッキの回転には、それぞれの差異があるのも、また当然。


バーンやコントロールなんてのは、回って当たり前のデッキ。
…まぁそりゃそうだ、土地以外のカードを順次引けば勝てるんだからなwwww

逆に、例えば俺のビートが回らなかった時の弱さと回ったときの強さなんて、他のどのデッキとも比較にならない。

「回れば強い」という言葉の"格"が、"重み"が違う。


もし、バーンが"回ったときの強さ"を【100】とするなら…
俺のジャンドが"回ったときの強さ"は、【100000】。


３色でマナクリーチャー８枚。
デッキの中で"勝つ能力"を持たないカードは…総数３６枚。

実に【60％】の可能性で、勝ちに繋がらない、この場合「相手のライフを削ることが出来ないカード」を引いている。

「エルフの神秘家」のパワー１が、どれだけ貴重かわかる？
「森の女人像」の"防衛"が、どれだけ嘆かわしいかわかる？


…そういうデッキの"善さ""悪さ"を噛み締めて、強さと弱さに一喜一憂する勇気の無い人間に、「回れば強い」なんて言葉を言われるのは、筋違いってもんだ。


概ね"セオリー通りに回るデッキ"を回したって、"セオリー通りに回る"しかないやん。

だってさぁ、"誰かのデッキ"で勝っても、勝ったのは自分じゃなくて、"誰か"なんだぜ？
称賛されるのは「誰かの考えた凄いデッキで勝った自分」なんだよ


俺ってホラ、誰かの轍を踏むのは大嫌いなタチなんで…