"忘れない"ことが
2014年4月3日夜更けに妹から"別れた彼氏を忘れられない"との電話が。
恋愛なんてまるでしない俺が、またしても恋愛を騙る騙る。
忘れられないなら、わざわざ忘れなくたっていいんじゃないの?
俺だって、誰だって"忘れたくても忘れられないこと"なんざいくらでもあるわww
"忘れられない"ことや"考えてしまう"ことは、その時点で"好き"や"嫌い"をはじめとした、なにかしらの感情を持ってしまってるんじゃないかなぁ…
ただ、それに頼ったりすがったりして、「○○の時が良かった」「○○が一番に良かった」ってそのまま"かつてあったモノ"に固執することは、これから目にする全てを拒絶しかねない。
とはいえ、"振り返る"ことも"立ち止まる"ことも決して悪いことではないと(少なくとも俺は)思うし、そういうもの、そうさせるものがあってこそ、ある程度は先見の明が出るもんだよ。それが【経験】や【教訓】ってものだ
ただ…「それだけ」じゃ、求めるものも手に入らなくなる。
今までは"手にしてなかったもの"、"体験してなかったこと"、それらを求めることで、新しい【経験】【教訓】を受けることができる。
あるいは、それが求めていなかったものだとして、すべからく無駄だったってこと、まず無いんじゃないかな?
つまり"新しきを知れ"ということなんだけど…
別に、「さっさと他の男と付き合え」とか、フザケタ事を言ってるわけじゃないからな?
「そういう、忘れられない素晴らしい人もいたんだ」っていう事実は、忘れる必要なんて無いし、自分の中に確かに【教訓】として遺る。
ま、言い方は悪いけど…男を「妥協する」のは、1つの手だなwwwww
だって、全ての男が自分にとって素晴らしいわけじゃないんだぜ?それだけ素晴らしい男性に会えたなら、辺りの男が劣るように見えるのは当然だよ。
そういう"素晴らしい人"の代わりは、絶対にいない。
だから、"代わり"ではなく"新しい1人"として、"素晴らしくないであろう男"に妥協するのは、恋愛をするのが目的なら、仕方がないと割り切る
…俺を例えに挙げるとまた拗れるんだけど…
俺が好きだった娘なんか、未だ脳裏に影を落として止まないぞ。どんだけ頑張っても、名前も、誕生日すらも忘れられない。
でも、その過去の美しさに固執して、過去のモノだけを求め続けるようなことは、俺は絶対にしない。
…もちろん、「素敵な人だった」ということだけは確かだけどな。だからこそ、それの"代わり"なんて、求めるだけ無駄だ。
誰も"代わり"になれないし、誰の"代わり"にもならない…「"女"は1人じゃない」とは言うけど、"彼女"は、それこそ死んでも1人しかいないからな。
俺みたいに"腐るほど代わりがいるような人間"と違って、そういう"誰にも代えられない人"は、誰の印象にも残るもんだよ。
俺だって、あくまでも"他の誰かにもできること"をやっているだけだからな。
とはいえ、"お前の兄"は、俺だけなわけだ。
(別に兄にするような相談でもないだろうけど…w)
我が妹ながら可愛い(と周りから言われてる)と思うし、相応以上に努力して生きているんだから。
誰の手にも届かない女になってみるのも、また一興じゃねーの。
…このくらい気の利いたこと、言えればよかったなぁ。文にするのは簡単なのにねー!!
改めてメールするとか恥ずかしいし…
もしかしたら、俺が思ってる以上に人の"恋愛"ってのは軽々しいモノなのかも…?
俺は今まで恋愛的な"好き"なんて言われたことが無いから、感覚を知り得ないわ。
…いや、言われたことがあるかも、とは思うんだけど…
「そういう意味…なのかァ?」みたいなのが中学の時に1度あったくらいで、ろくに"好き"も"嫌い"も言われたことがない。
かなり聡い(と自負してる)今となっては、「好きだと思われてても無視、嫌いだと思われてても無視」が気に入ってる。転じて鈍感に見られるんだろうなぁ、俺。心外だわー
つーか、これだけ"知ろうとする人間"なんだから、他者の感情に疎いワケ無いだろ…
以前も書いたけど、視界に入ってるものを逐一理解する必要なんて無いんだっつーの。それがどんな感情を抱いてるかなんて、俺の人生に何も影響を与えないだろ?
は・か・ら・ず・も(強調)、あれだけ女に囲まれてた環境だ。
「あぁ、女性から見て、俺は男性として眼中に無いんだ」と自覚するには十分な時間だったと思うけど…それはそれで酷じゃないかねwwww
なんせ、"そうでない証明をしてくれる人"…一番近くにいて、俺が自分勝手に作り上げた論理の壁と屁理屈の濠をブチ砕いてくれる人(だったかもしれない人)は、いつの間にか、もうこの世にはいないんだからな。
おおっと、愚痴になってしまった…
つまり、過去にとらわれていたら俺みたいになっちゃうよ?嫌でしょ?ってことだなwwwww
わかっていながら忘れられない…やっぱり、あれだけ近くにいて勝手に死ぬのは、ズルいわ
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