ガラク「また…太った…」
2013年7月20日5マナの親ガラクと6マナのボスガラク(仮)の違いをちょっと考察
どちらのガラクも展開の速効性に優れ、即座に盤面に影響を与える。
親ガラクは無償で常に一定のサイズ(3/3)を約束し、展開の補助に近い役割。
一方のボスガラクは、毎ターンにもたらす総合のアドバンテージは圧倒的に優れるものの、結果としてマナをかけて唱えることになるため、手札のみに与えるアドバンテージ源としての役割が強い。
もちろん2番目の能力を使うことによってそれぞれのリスクや差別化を出来るため、デッキの構築に左右される。
「デッキが必要としているものが何なのか」によると思う。
「クリーチャー・カード」そのものを求めるなら、ボスガラクが圧倒的に強く、またデッキにもよく噛み合う。
全ての能力が必然的に「クリーチャー・カード」を補佐する能力であるため、枚数はもちろんのこと、デッキ全体をクリーチャー・カードにことごとく寄せる必要がある。この点はドムリに酷似している。
しかし、「クリーチャーではないカード」…つまり全体除去、全体強化などに重きを置いたむしろコントロールに近いクリーチャーデッキでは、マナのかからない継続的な生産機であることも含め、親ガラクを採用するのがいいと思う。
性質上クリーチャー・カードを全く必要とせず、単体でも勝ち手段を生み出せるため、コントロールに入れるのが正解だと思うことすらある。
このことから、両方が入るパターンは極めて稀。
もちろん対消滅の危険性やマナコストの重さはあるけど、それを度外視しても、結論として両カード「必要としているものが違う」
マナコストの差は大した違いじゃない。トリプルシンボルであったり6マナであったりするなら、単純に使えるデッキが限られてくるはず。
ただ、現環境だけで判断するなら、
親ガラクが多色・コントロール向け、対ビートダウン向けで、
ボスガラクが単色・ビートダウン、対コントロール向け。
こうなると、マナコスト、色拘束が著しく噛み合わないってところが、ミソやね。
バランス、ともとれるけど…アドバンテージの安定性や他のカードとのシナジーを見るにつけ、正直言ってボスガラクは一時期の親ガラクに比べ、あまり活躍できない気がする。
息切れしやすくマナが出るスリヴァーとか、3ターン目に置けるエルフとかだと2番目の能力がうまく生きなかったり…
なんにせよ、現状で判断するのはまだ尚早だね。
で、結論。
野生ガラク返せェェエェエ!!!!
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